四角形の“穴”が街を見下ろす、テクノの象徴的建築物
- technokaiwai
- 2024年2月13日
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サンライフ光都

県道28号線を車で走ると、テクノ中央交差点付近に異彩を放つ巨大な建築が見える。
小高い丘に長方形のビルディングがそびえ立ち、その中央には正方形の穴…。
テクノを象徴する要塞のようなこの建物は、磯崎新アトリエ+渡辺真理/設計組織ADHが設計を手がけた賃貸集合住宅だ。
“空の庭園”をイメージして作られた風景を切り取るような開放部は、ルーフテラスとして利用されている。

吹き抜け部は5階~10階までの18㎡。
その大きさ、発想の奇抜さともに30年近く経った今でもエネルギッシュに輝く、ポストモダン建築の代表作である。

吹き抜け部を下から見た図
サンライフ光都
兵庫県赤穂郡上郡町光都2–20-1
設計:磯崎新アトリエ+渡辺真理/設計組織ADH
竣工:1995年10月
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造13階建
戸数:99戸(県営住宅54戸、公社住宅45戸)
間取・専有面積:1DK(41.32m2)~4LDK(99.47m2)
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