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安藤忠雄氏デザイン、コンクリート建築に暖かな光が差し込む播磨高原東小学校


播磨科学公園都市(通称“テクノ”)がまちびらきをした数年後、教育インフラとして最初に生まれた播磨高原東小学校。



豊かな自然に囲まれた街のアーバンデザインに沿う形で、安藤忠雄氏が播磨高原東中学校とともに設計。

幾何学模様のようにギザギザと並ぶV字列柱が特徴的な外観だ。



吹き抜け構造の校舎内には、天井近くのガラス窓から太陽の光が燦々と降り注ぎ、明るさと開放感に満ちた教育の場を提供している。


日光はV字型の天井に反射し、校舎内にやわらかく広がっている


コミュニケーションが取りやすいオープンスペースのような廊下は、遊びの空間や集合場所として機能しているそう。


壁で隔てられることなく目の行き届きやすい校舎


各教室には南側の窓からたっぷりと光が差し込み、快適な学習環境が整う。


校舎横のスロープ(現在は閉鎖中)を上れば屋上へ、小さな広場を挟んでそのまま地続きでお隣の播磨高原東中学校へ渡れる導線は、年代を超えた豊かな交流への想いが感じられる。


 

播磨高原広域事務組合立 播磨高原東小学校

兵庫県たつの市新宮町光都2-6-1

☎︎:0791-58-0328


設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所

竣工:1995年3月



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