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ナノのさらに1000分の1、「ピコ」の世界が見えるX線レーザー施設

SACLA(サクラ)


SPring-8に続いて2012年に建設されたSACLA(サクラ)。

SPring-8が静止したナノの世界を映し出すのに対し、SACLAはナノの世界、さらにはピコの世界で起こる動きを瞬間的に捉えることができる研究施設。

その装置や部品のほとんどが、西播磨をはじめとした日本のメーカーによって作られており、日本のものづくり技術の結晶とも言えます。



いま、SACLAでは植物の光合成の反応メカニズムが解明されつつあり、この研究は人工光合成の開発につながる可能性もあるのだとか。

ここで生まれる光は、私たちの未来の暮らしを明るくする光となって輝いています。



施設の全長がたった700mとコンパクトながら、性能は世界一というのもSACLAのすごいところ。



見学用に展示されているSACLAのCCDカメラ。SACLAの光になったつもりでのぞき込むと、公式キャラクター「ピコネコ」の姿が。

 

SACLA(サクラ)

兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1

☎︎:0791-58-0909(理化学研究所 放射光科学研究センター )

問い合わせ:rikenvisit@spring8.or.jp



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